【雨漏り対策】アパート・マンションオーナーが知っておきたい原因・修理・予防法を雨漏り119加盟店が解説

2026.07.15

はじめに

アパートやマンションを所有しているオーナー様にとって、建物の維持管理は大きな課題のひとつです。特に、雨漏りは入居者様の生活に大きく影響するだけでなく、建物の劣化や空室リスクにもつながるため、早めの対応が重要になります。

近年、アパート・マンションの見積り依頼や工事のご相談が増えています。もともと弊社ヤマオカは、マンションの大規模修繕工事を得意としており、多くの建物の修繕に携わってきました。その経験を活かし、現在では戸建て住宅はもちろん、アパートや収益マンションのオーナー様からも数多くのご相談をいただいています。

今回は、アパート・マンションの雨漏り対策と計画的なメンテナンスの重要性についてご紹介します。

マンション・アパートの管理は想像以上に大変

アパートやマンションの管理には、さまざまな業務があります。建物の維持管理だけでなく、設備の点検や修繕、入居者様への対応など、多くのことを考えなければなりません。

特に困るのが「雨漏り」です。

例えば、入居者様から「天井から水が落ちてきています」「壁にシミができています」と連絡があった場合、すぐに対応しなければなりません。収益物件の場合、対応が遅れてしまうと入居者様の満足度が下がり、最悪の場合は退去につながる可能性もあります。

分譲マンションであれば区分所有者がそれぞれ対応するケースもありますが、賃貸マンションやアパートでは、オーナー様が責任を持って対応する必要があります。

管理会社に委託している場合は、管理会社が窓口となって対応を進めてくれますが、実際にどの業者へ依頼するのか、どのような工事が必要なのかを判断するのは簡単ではありません。

そのため、雨漏りが発生してから慌てて対応するのではなく、日頃から計画的にメンテナンスを行うことが大切なのです。

雨漏りは「起きてから」では遅いこともある

「雨漏りが起きたら修理すればいい」と考える方も少なくありません。しかし、雨漏りは建物内部で静かに進行しているケースが多くあります。

実際に水が室内へ漏れてきた時には、すでに建物内部で劣化が進んでいることも珍しくありません。

特に収益物件の場合は、

  • 入居者様への対応
  • 修理費用の負担
  • 空室リスク
  • 資産価値の低下
  • 修繕工事による入居者様への影響

など、多くの問題が発生します。

建物は人間の健康診断と同じで、定期的な点検を行うことで大きなトラブルを防ぐことができます。大規模な修繕が必要になる前に、小さな不具合を見つけて対応することが、結果的にはコストを抑えることにもつながります。

雨漏りは建物の構造によって難しさが違う

一言で雨漏りといっても、建物の構造によって原因の特定の難しさは大きく異なります。

建物の種類特徴雨漏り診断の難易度
木造住宅壁の内部が空洞になっている比較的原因を特定しやすい
軽量鉄骨アパート木造に近い構造比較的診断しやすい
鉄筋コンクリートマンション壁そのものが建物を支えている非常に難しい
陸屋根のマンション水の流れが複雑になる難易度が高い

木造住宅や軽量鉄骨のアパートの場合は、外壁と内壁の間に空間があるため、水の流れをある程度追いやすい特徴があります。

しかし、鉄筋コンクリート造のマンションになると事情は大きく変わります。

壁そのものが建物を支える構造になっているため、水がどこから侵入し、どこを通って漏れているのかを特定するのが非常に難しいのです。

雨漏りの場所と原因が違うこともある

マンションの雨漏りで難しいのは、「漏れている場所」と「原因となっている場所」が違うケースが多いことです。

例えば、

  • 屋上から侵入した水が数メートル離れた場所で漏れる
  • 外壁のひび割れから入った水が階下で漏れる
  • サッシまわりから侵入した水が天井にシミをつくる
  • 防水層の劣化によって別の部屋へ漏れる

といったケースがあります。

マンションには各階にスラブと呼ばれる床部分があり、この構造によって水が思わぬ方向へ流れてしまうことがあります。

また、陸屋根(平らな屋上)の建物では、水が長時間とどまりやすいため、防水層の劣化が進むと雨漏りにつながることがあります。

そのため、「ここから漏れているから原因もここだろう」と簡単には判断できないのが雨漏りの難しいところです。

雨漏りには専門的な診断が必要です

雨漏りの修理は、塗装業者や工務店、建築会社などさまざまな業者が対応しています。

しかし、すべての業者が同じように雨漏り診断を得意としているわけではありません。

雨漏りは、

  • 建物の構造を理解する知識
  • 防水工事の知識
  • 塗装工事の知識
  • 水の流れを読む経験
  • 原因を特定する診断技術

これらを総合的に判断する必要があります。

原因が特定できていないまま工事を行ってしまうと、「修理したのにまた漏れた」ということも少なくありません。

だからこそ、雨漏りは原因を正しく見極めることが何より重要なのです。

雨漏り119のネットワークを活かした診断

住まいのやまおか君では、全国組織である雨漏りの専門団体に所属し、雨漏り解決100%を目指して日々取り組んでいます。

難しい案件については、全国のネットワークを活かしてさまざまな角度から原因を検証し、解決策を検討しています。

雨漏りは一つとして同じ症状はありません。建物の構造や築年数、過去の修繕履歴などによって原因は異なります。

だからこそ、一つひとつの案件に丁寧に向き合い、オーナー様に安心していただけるようなご提案を心掛けています。

計画的な修繕が収益物件を守ります

収益物件は、建物が健康な状態であることが安定した収益につながります。

おすすめしたいのは、長期的な修繕計画を立てておくことです。

メンテナンス内容目安
設備点検定期的に実施
外壁の点検5年ごと
鉄部塗装5~7年ごと
防水工事の点検5年ごと
大規模修繕工事10~15年ごと
雨漏り点検気になる症状があれば早めに実施

※建物の立地条件や使用状況によって適切な時期は異なります。

雨漏りは突然起こります。しかし、突然起きたように見えても、多くの場合は長い年月をかけて少しずつ劣化が進んでいます。

「まだ大丈夫だろう」と放置してしまうと、結果的に大きな工事が必要になることもあります。

計画性を持ってメンテナンスを行い、必要な時期に適切な修繕を行うことが、建物を長持ちさせる秘訣です。

まとめ

アパートやマンションは、大切な資産であると同時に、多くの入居者様の暮らしを支える建物でもあります。

雨漏りは、建物の資産価値を下げるだけでなく、入居者様の安心・安全にも大きく関わる問題です。だからこそ、雨漏りが発生してから対応するのではなく、日頃から計画的に点検やメンテナンスを行うことが重要になります。

住まいのやまおか君は、もともとマンションの大規模修繕工事を得意としてきた経験を活かし、アパート・マンションのオーナー様のお悩みに寄り添ったご提案を行っています。雨漏りや修繕について少しでも気になることがありましたら、早めのご相談をおすすめします。

大切な資産を長く守るために、計画的なメンテナンスをぜひご検討ください。

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